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園長日誌

4月に入り、また新しい1年が始まりました。
先日園内研究発表、歓迎会が開催され、本年度のスローガンも例年通り全教員で決定しました。

満3歳以上児が
「明るく、元気で、健やかな、笑顔の子どもを育てよう!」

未満児が
「豊かな心、元気な体、共に育むなごみの笑顔」

です。

昨今は何かと少し窮屈な社会になってきました。
この業界も子ども・子育て支援新制度が始まってから、教職員の処遇改善や保育料の減額などメリットも多くありましたが、その反面、報告書や資料の提出増加や、以前より少しずつ管理され、本来教員がすべき職務以外の労力が増えているように感じます。
昨年は私自身も書類に追われ、保育を楽しんでいなかったように思えます。

子どもを笑顔にするには、大人も笑顔にならなければなりません。
豊かな心を育むためには、私も心に余裕をもって接しなければなりません。

今年度は私も含め全職員が、笑顔と豊かな心をもって子どもたちと接していきたいとおもいます。
1年間、よろしくお願いします。

 

2018/03/29 卒業

この3月、高校、中学、小学、幼稚園の卒業式、卒園式に参列しました。

正確には高校、中学は親として、小学校は来賓として、幼稚園はもちろん園長として。それぞれ厳かに喜び、感謝、涙の卒業でした。その中で長男の担任の先生が生徒へ向けて語った言葉が印象的でした。詳細は省略しますが、簡潔に言うと今の現状をどう受け止めるかという話でした。

私たちは受け止めづらい出来事、私にとって不都合な出来事に直面した時、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりします。しかしよくよく考えてみると、私に全く非がない出来事など無いのです。仮に法的に非がなくても、その出来事に関わった時点で避けられない事実だけは間違い無いのです。

避けられない現実を前向きに受け止める。口で言うのは簡単ですが、行動に移すには強い決心と行動力が必要です。そして何よりも大切なことは、一緒に乗り越えてくれる仲間の存在です。家族、友人、恩師.....。

毎日の誓いの言葉のひとつ、「わたくしたちは おともだちと なかよく あそびます」

人生は私一人の力では乗り越えられない出来事ばかりです。仲間を信じ、助け合う大人になれるように願っています。

昨シーズン、新潟アルビレックスBBが長岡を本拠地にしてから度々観戦しています。家から会場まで自転車で数分で行けることもあって、今シーズンも10回足を運んでいます。試合時間も概ね2時間程度なので気軽に見に行けます。

バスケは全員で攻め、全員で守るのでチームプレイは欠かせませんが、時には個々のスキルによって状況を打開することもあって、見ていて飽きるどころかワクワクするスポーツです。

先日のお遊戯会の反省では先生たちから色々な意見が出ました。 個々の反省は個々に来年活かすとして、連携がうまくいかなかったり、手が空いていても気がつかなかったりする場面もあったようです。

幼稚園は一つのチームだと思っています。1人でできないことも互いに協力したり、たりない部分を補ったりすることで素晴らしい教育保育が展開されます。もちろん先生方一人一人の創意工夫は不可欠で、そのための研修や研究もとても大切なことです。

バスケのように勝敗はつきませんが、さらにより良いものを目指して取り組みたいと思います。

2月17日(土)、長岡リリックホールで今年も盛大にお遊戯会を行うことができました。

年々朝早くから席取りに並ぶ方も増えてきて、そろそろ対策を考える時期になってきたようです。楽しみにしていただくことは結構なことですが、寒風吹きさらす中で待つのは体調も心配です。(早く開けたいのですが公的施設なので…)

さて、これで園の三大行事(運動会・作品展・お遊戯会)がすべて終わりました。
先生方の苦労も子どもたちの成長する姿に報われることでしょう。
時折「こんなに力を入れなくとも」と思うこともあります。
行事は手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けるからです。

学校教育法には幼稚園における目標の一つとして「音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。」とあります。

法律で求められている目標ですから手を抜くわけにはいきませんが、それよりも先生方に発破をかけて創意工夫を求めるのは、やはり先生方にも成長してほしいからです。

保護者の皆さまから労いや感謝の言葉をいただくことがあります。
おかげで来年もがんばれます。

12月に実施しました公開保育の評価をまとめましたのでご報告します。
H29koukaihoiku

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