園長日誌
今年で2年目を迎えた『おんフェス』も晴天に恵まれて(少し暑すぎましたが💦)無事盛会に終えることができました。
ご協力いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、心から感謝申し上げます。
午前中、会場内のあちらこちらへ様子を見回っていたときのことです。
この春卒園した男の子から手紙をもらいました。
えんちょうせんせいへ
きょうのまちにまった おんふぇす おたのしみにまっていました。
おんふぇす つくってくれて ありがとう。
○○○ ○○より(名前は伏せておきます)
その時は忙しくてすぐに読めず、片付けを終え、家に帰ってから読みました。
裏面には私の似顔絵も描いてありました。
最近は年のせいかすぐ目頭が熱くなり、疲れも吹き飛ぶくらいうれしい手紙でした。
うれしくて今は園長室に飾ってあります。
おんフェスを始めようと思ったきっかけは、コロナが続き様々な行事が延期になったり、縮小したため、子どもたちが楽しめるイベントをしたい、そんな思いからでした。在園卒園に関係なく、近所の方も遠方の方も楽しめるイベントにしたい、日常が壊され大変な時期もあったけれど、こうしてまた日常を取り戻すことができたこと、それは私一人の力ではなくて、たくさんの支えがあったそのご恩を感謝であらわす、報恩感謝の気持ちから『おんフェス』と命名しました。
今年は創立60周年を記念してケロポンズに来ていただきました。来年はお呼びすることは難しいですが、協力していただける方も参加していただける方も笑顔で過ごせるイベントになるように知恵を絞りたいと思います。









先日、県幼稚園PTA連合会の研修で京都大学の明和先生をお招きして講演を行いました。前日の懇親会でのお話も含めて一部紹介しようと思います。
近年、腸活という言葉を耳にすることがあります。実は腸内環境と脳が密接にかかわっていることがわかってきました。
脳内に存在する神経伝達物質セロトニン、幸せホルモンなんて呼ばれていますが、心の安定、やる気、集中力、快眠などに大きくかかわっている物質です。この物質の90%は腸内で作られているそうです。
また、同じく幸せホルモンと呼ばれているドーパミン、感情や記憶力向上にかかわっている物質ですが、こちらも50%が腸内で作られているそうです。
ですから腸活が、子どもたちの感情制御と認知制御の発達に大きくかかわっており、腸活によってアトピーや発達障害の改善に繋がることもわかっています。
では具体的にどのように改善できるのでしょうか。腸内環境を整えるのにかかわっているものが腸内細菌です。ですから体に良い腸内細菌を整えることになります。実際の食事では、日本人にはやはり和食が良いそうです。特に発酵食品が良いとされています。もちろん和食以外でもヨーグルトなどの発酵食品もいいようです。また腸内細菌を育む食物繊維の摂取も重要です。
実は3~5歳の期間で一生の腸内環境が決まってしまうそうです。
今、園長日誌を読んでいる保護者の皆さん、あなたのお子さんはまだ間に合います。朝食はご飯とみそ汁と納豆にしましょう、なんていうとプレッシャーになるかもしれませんが、少なくとも和食の回数を増やす、また逆に腸活にはあまりよくないと言われる○○バーガーとか○○コーラを飲食する回数を減らしてみてはどうでしょうか?
21世紀に入って、言い伝えだったことが証明されたり、また逆に間違えだったり、科学的に様々なことがわかってきました。
これからも常に学ぶ姿勢を忘れずに、エビデンスに基づいた保育を心がけていきたいと思います。
生成AIのお話も大変興味深い内容でした。別の機会で紹介しようと思います。
10年前、創立50周年の記念イベントとしてお子さんに宛てた手紙を4月30日に郵送しました。
お引越しをされているなどの理由で届かないことがあります。
令和8(2026)年3月31日まで園で保管しておりますのでご連絡ください。

昨年同様に募集します。


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