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園長日誌

先日、妻と2人でズートピア2を鑑賞しました。
たまたま読んだ学校の先生のコラムに「学校における本当の多様性」、「厳しさの復権」について、ズートピア2を鑑賞して感じたことが書かれていて、私も興味を持ったからです。

映画の内容はネタバレするので詳しくは申し上げませんが、多様性、公平性、包含性(DEI)という現代社会が直面する問題をコミカルに、子どもにもわかりやすく伝えるストーリーとなっていました。
個の時代と言われて久しいですが、改めて個性を尊重するならば協調の重要性を受け止める、自らの権利を主張するならば義務を果たさなければならない、自由を求めるのであれば責任の重さを知ることが必要があり、それらを教育者として伝えることが私たちの使命ではないかと感じました。

「あるがまますべてを受け止める」、聞こえはいいですが、意見の違う者同士では大変厳しいことです。当然、ぶつかり合うこともあるでしょう。善悪の分別も必要です。
大切なことは、ぶつかり合ってでも互いに理解し合う努力を惜しまないこと、気に入らないから排除するのではなく、共通する何かを模索し続けること、そして互いに共感できるように取り組むことなどが考えられます。

日々の保育の中で、言うほど簡単なことではないですが、しっかり振り返りながら、互いに話し合うことの積み重ねを大切に取り組みたいと思います。

毎年、お遊戯会のあいさつでパワポを使ってお話をしています。
0歳児は参加しておりませんので、その際使用したスライドの一部を掲載します。
内容は、保護者へのお願いと今年度、次年度の主な取り組みについてです。
下記をクリックしてPDFをご覧ください。

20260214お遊戯会(HP用)

当園では現在、子育て支援センター事業、通称「かもめのおへや」、一時預かり保育事業(一般型)、通称「一時預かり保育」の2つの子育て支援事業をおこなっています。
令和8年4月より、乳児等通園支援事業「誰でも通園制度」(通称 誰通【だれつう】)が新たに加わります。

【対象者】誰通は、下の表の左下に該当する子どもたちが対象です。わかりやすく言うと年齢が3歳未満で、両親がどちらか就労していない(専業主婦など)世帯の子どもたちです。
現在、1号から3号認定まで設定されていることから、業界内ではわかりやすく0号認定と俗称で呼ぶことがあります。

【内容】今のところ1か月合計10時間(市が設定)まで、朝8時~12時の間利用できます。利用者の個別指導案、個別保育記録を残すことが義務付けられています。理想的な利用方法としては週1回ペースで来園することで、子どもの様子や成長を記録として残せると考えています。

【費用】利用料は1時間300円。(市が設定)

【上手な使い方】当園では一時預かり保育(最大週3日、1回8時間まで、1時間300円(R8.4~))の子育て支援事業を実施していることから、合わせて利用することができます。
例えば8時~10時までは誰通で、10時~12時までは一時預かりでという使い方も可能です。一時預かりは預かるだけですので、誰通と合わせて使うことで毎月子どもの成長を記録することができます。費用は一緒なのでご負担は変わりません。誰通は1か月10時間までなので、もう少し預かってほしいときなど一時預かりと併用することで長く預けることが可能になります。

他にも誰通は親子利用も認められているので、入園前にどんな保育をしているか親子で体験してみることもできます。また、入園前の慣らし保育としても利用できます。

親は「かもめのおへや」でおこなわれる保護者向けのプログラムに参加し、子どもは誰通にという利用も可能です。

今後、さらに詳細が決まりましたら改めてご紹介します。

大雪等の影響により延期となりました。

ネオ・ネグレクトという言葉を聞いたことがありますか。
実は私も最近、懇意している園長先生から聞かされて知ったのですが、定義としては「衣食住に満ち足りた生活をしていても、親がわが子を直視することを忌避したり、我が子に興味関心を抱けなかったりする状態」を指します。
子育てを過度に外注(アウトソーシング)する状態、例えば習い事をはしごする、孤食、スマホ育児などがそれにあたります。詳細を知りたい方、興味のある方は「ネオ・ネグレクト(矢野浩平著)」を読んでいただければと思います。

現在、長岡市ではきょうだいの下の子が生まれて、上の子が3歳児未満で、且つ保護者が育児休業を取得しても、年度内は退園しないでよいことになってます。
これは異例なことで、近隣の市町村では当然ですが、退園しなければなりません。
昨今は両親そろって育児休業を取得する家庭が増えました。父、母、赤ちゃんがお家にいるのに、上の子は毎日登園する。正直に申し上げて市の対応に違和感を感じています。

そのような家庭の保護者の方に向かって話しづらいのですが、行政による過度な保育サービスではないかと多くの保育従事者は感じています。
つまり、過度な子育ての外注、ネオ・ネグレクトを助長しているのではないかと思うのです。
園では育児休業中の方には、1号認定児(幼稚園児)と同様に短時間の保育をすすめ、また、できる限り休んでいただき、親子で過ごす時間の確保をお願いしています。お願いですから強要はできないのですが、親子の愛着形成にとても重要な時期なので子どものためと思ってお願いしています。中には権利を主張する方もおられますが、そもそも専業主婦世帯は3歳まで親子で過ごしているので、無理なことを言っているわけでもありませんし、きっと後で感謝していただけると信じて口説いている状況です。

新潟県は小学生の不登校、校内暴力が全国1位という不名誉な状況です。一番の原因は愛着形成がうまくいっていないことが挙げられます。
子育ては大変面倒ですが、同時に人生を豊かにしてくれます。
今が踏ん張り時です。
子どもと向き合う貴重な時間を大切にしてほしいと願うばかりです。

まもなく冬休み。
愛情をたっぷり注いでいただき、元気な姿で新学期を迎えましょう!

創立60周年を記念して全員で写真を撮りました!

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