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園長日誌

昨日(12/21) 「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針」が閣議決定されました。
「こども庁」は衆議院議員選挙前に突如出てきた構想ですが、選挙では取り上げられることもなく、ここへきていつの間にか「家庭」がくっつき、幼児教育は蚊帳の外となって話が進んでおります。
創設に向けた基本理念を見ても妊娠前からおおよそ成人するまでの児童福祉がメインで、教育は文科省のままです。ほぼ厚労省の一部機能が子ども家庭庁に移管する形になっているように見えます。

園長として期待したいことは、障害児への支援が一本化し、切れ目のない、十分な支援が実現することでしょうか。
現状は切れ目があり、支援額も地域によってバラバラなうえに不十分で、そんな中、インクルーシブ保育を実施することは、現場の先生と園に大変な負担を強いています。

最初は思い描く理想と程遠くても、一歩ずつこどもを巡る環境が良くなることを期待したいと思います。

参考までに以下、創設イメージを添付しました。

こども家庭庁イメージ

それでは皆さま、よいお年をお迎えください。

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