少し気が早いようですが、あと半年で年長児も卒園を迎えます。
小学校では教科ごとに学習指導要領に沿い「授業」が展開され、毎日「宿題」も取り組まなければなりません。
やるべきことが一気に増えて子どもたちも大変ですが、一つ一つしっかり取り組む方法にSMARTゴールというものがあります。
SMARTゴールとは
①Specific 具体的
②Measurable 計測可能
③Actionable 自力で到達可能
④Realistic 現実的
⑤Time Limited 時間制限付き
の頭文字です。
例えば夏休みの宿題を取り組む際に
いつまで(⑤)どのように(①)取り組みたいのか、
そのためには何からしたらよいのか(③)、
1回にどれくらいやったらよいか(②)、
どこまでできそうか(④)
を親子で話し合います。
できたときはいっぱい誉めてあげて、できなかったときはなぜできなかったのかを親子で考えます。
慌てないで少しずつ「できる」を増やしていくことがポイントです。
一つの方法論でしかないのですが、最も重要なことは自己肯定感をしっかり育むことです。
小学校まで待たなくても「できる」→「ほめる」、「できない」→「一緒に考える」は今からでもできそうです。
「主体的、対話的で深い学び」につながります。