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園長日誌

2018/03/29 卒業

この3月、高校、中学、小学、幼稚園の卒業式、卒園式に参列しました。

正確には高校、中学は親として、小学校は来賓として、幼稚園はもちろん園長として。それぞれ厳かに喜び、感謝、涙の卒業でした。その中で長男の担任の先生が生徒へ向けて語った言葉が印象的でした。詳細は省略しますが、簡潔に言うと今の現状をどう受け止めるかという話でした。

私たちは受け止めづらい出来事、私にとって不都合な出来事に直面した時、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりします。しかしよくよく考えてみると、私に全く非がない出来事など無いのです。仮に法的に非がなくても、その出来事に関わった時点で避けられない事実だけは間違い無いのです。

避けられない現実を前向きに受け止める。口で言うのは簡単ですが、行動に移すには強い決心と行動力が必要です。そして何よりも大切なことは、一緒に乗り越えてくれる仲間の存在です。家族、友人、恩師.....。

毎日の誓いの言葉のひとつ、「わたくしたちは おともだちと なかよく あそびます」

人生は私一人の力では乗り越えられない出来事ばかりです。仲間を信じ、助け合う大人になれるように願っています。

昨シーズン、新潟アルビレックスBBが長岡を本拠地にしてから度々観戦しています。家から会場まで自転車で数分で行けることもあって、今シーズンも10回足を運んでいます。試合時間も概ね2時間程度なので気軽に見に行けます。

バスケは全員で攻め、全員で守るのでチームプレイは欠かせませんが、時には個々のスキルによって状況を打開することもあって、見ていて飽きるどころかワクワクするスポーツです。

先日のお遊戯会の反省では先生たちから色々な意見が出ました。 個々の反省は個々に来年活かすとして、連携がうまくいかなかったり、手が空いていても気がつかなかったりする場面もあったようです。

幼稚園は一つのチームだと思っています。1人でできないことも互いに協力したり、たりない部分を補ったりすることで素晴らしい教育保育が展開されます。もちろん先生方一人一人の創意工夫は不可欠で、そのための研修や研究もとても大切なことです。

バスケのように勝敗はつきませんが、さらにより良いものを目指して取り組みたいと思います。

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