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園長日誌

7月22日、1学期の終業式を迎えました。
この度は現園舎最後の終業式であり、また42年間子どもたちを見守り続けてくれた阿弥陀さまの遷仏式(いわゆる閉眼法要)も兼ねておこないました。
残念ながら先週末から始まったコロナ感染によって参加できた園児や職員は少なく、寂しい式となりましたが、子どもたちは神妙な面持ちで厳かに行うことができました。
新しい園舎では新たにステンドグラス製の阿弥陀さまをお迎えし、新学期を迎えます。

今学期はコロナに始まりコロナに終わる学期となりましたが、ウイズコロナの方針の下、できる限り異年齢交流を実施、また周辺の公園や施設へ積極的に歩いてお出かけしました。
異年齢交流は主に年長と年中、途中から年少も加わりましたが、年長者からのアイデアや遊ぶ姿から遊びの幅が拡がったり、年少者への思いやりやいたわりの気持ちが育まれつつあるように感じました。
周辺へのお出かけも単に公園遊具を目的に遊びに行くだけではなく、道沿いに咲く花や植物、猫や犬などに興味を拡げ、ウオークラリーや宝物探しなど歩く楽しさ、様々なモノへの興味や関心が拡がったと感じます。街の中に捨てられたゴミにも興味が湧いたクラスもあり、SDGsにつなげていければと思います。
もちろん、たくさん歩くことで体力づくりにも一役買いました。
また、過去2年実施できなかった親子遠足と、いくとぴあでのサマースクールが実施出たことは、コロナ禍で実体験不足が懸念されている今日にあって何よりでした。

暑さが増し、熱中症対策としてマスクの着用にこだわらないことで、マスクを着用する園児が減りました。そのおかげか子どもたちの表情も少し豊かになった気がします。
また先生方も十分な距離を保ったうえで、透明マスクで絵本の読み聞かせをするなど、少しでも表情が見えるように工夫しました。

さて、2学期ですが、行事が目白押しです。
保育参観、運動会、作品展。
コロナの感染拡大も心配ですが、できる限り通常通り実施し、延期や中止は行わない方針ですので、ご理解とご協力をお願いします。

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