2021/01/07 1年を振り返る園内研修
あけましておめでとうございます。
新年もよろしくお願い申し上げます。
さて、「よもやよもやだ」。
今はやりのアニメ映画を見た方ならおわかりの名言ですが、現在をズバリ表した言葉だと思いませんか。新しい生活様式は保育も行事も研修も一変させました。
12月26日、今年度2回目の園内研修もリモート研修となりました。昨年度よりお世話になっている東京家政大学の佐藤康富教授とのやりとりも随分と慣れ、2月末に実施予定の園内研修もリモートで行う予定です。
今回の研修の一部に自分を見つめるワークがあり、手前味噌ですが先生方の積極性と向上心が高いことに感心しました。目に見える(数字で表せる)ものではない能力の一つであり、肌で感じるものの一つと言えます。
私たちの仕事は手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けます。体裁が整っていれば一生懸命にやってるようにいくらでも見せることもできます。
しかしそんなことをしていれば、短期的にはうまくいっても長期的には質の低下が進み、やがて衰退していくことでしょう。
「熱意は技術を補えるが、技術は熱意を補えない。」
研修は知識と技術を補うものですが、熱意から生まれる積極性や向上心がなければうまくいかないのです。
平成30年度の教育要領改訂以来、主体性や対話に重きが置かれています。先生方においてもトップダウンで決まるのではなく、自ら求める保育を創意工夫をしながら取り組む姿勢が今日の園の雰囲気に表れてきているのではないかと思います。
今年度も残すところあと3か月弱。
年度当初から大変な1年でしたが、熱意をもって走り抜けてほしいものです。