2020/09/11 求められる人材とは
先日、「幼稚園の人材確保支援事業」研修会に参加しました。
当園は昨年より事業の一環として東京家政大学の佐藤康富教授よりキャリアアップ研修を受講しているところですが、その実践報告もおこないました。
さて、研修の中で幼稚園としてどんな人材を求めるかという問いかけがありました。
経団連の調査では、
・コミュニケーション能力
・主体性
・協調性
・チャレンジ精神
が上位を占め、特にコミュニケーション能力に関しては16年間求める資質のトップだそうです。
もちろん、職種によっては専門的知識や技量も必要となります。当園で保育教諭として働くためには幼稚園教諭免許と保育士資格が必要であり、それぞれの免許と資格が専門的知識と技量を有している判断材料となっています。ですからそういった資質は必要不可欠なものであって、加えて上記の資質が必要だと言っているわけです。
以前、賢さの定義が変わったことを掲載しましたが、まさしく問題を解決する能力を会社も社会も求めいるということでしょう。
しかしながら、簡単には能力は上がりません。
幼児期においては、自分で決めて行動できるように、また失敗してもどうして失敗したか考えられるように育むことが大切だと思います。
お家でも子ども自身で考えさせる声掛けをしてみませんか。すぐに返事がなくても行動に移せなくても、気長に向き合ってみましょう。
ゴールは今ではありません。もっと先の未来ですから。