2019/11/09 幸せについて考える
今、幸せの人!
といわれて間髪入れずに「ハイ!」と答えられる人は読む必要はありません。
「うーん」と悩む方、少し一緒に考えて見てください。
幸せといっても人それぞれで千差万別です。
また、手に入らない物が手に入ってもその瞬間は幸せですが、次の瞬間から別のものがほしくなり、満足することは永遠にないでしょう。
ですから、物欲や出世欲などでは幸せは実感できません。
ではどうしたら幸せを感じられるでしょうか。
まず、幸せの要因について話しますと遺伝的要因が50%、環境的要因が10%、本人の意図的行動が40%といわれています。
よく笑う両親の子どもはよく笑うし、あまり笑わない両親の子どもはあまり笑いません。
但し、必ずではありません。そこに環境と特に本人の意志と習慣が大きく関わっているからでしょう。
先日、大学の先生の講演で「幸せな子どもを育む4つのポイント」を聞かせていただきました。
「やってみよう」
「ありがとう」
「なんとかなる」
「あなたらしく」
だそうです。どれも子どもたちというよりは、大人たちに欠けている能力のような気がします。
現代人は情報の海で溺れかけていると言われています。
平安時代の人が一生に得る情報をたった一日で浴びているそうです。
情報過多により今必要な情報が何かわからなくなり、そのために余計なことを考え過ぎて苦しくなり、ときには「鬱」を引き起こす方が増えています。
ということは情報を減らせばよいのです。
朝ご飯を食べているときは目の前の朝食のことだけ考えればよく、仕事中は仕事のことを遊んでいるときは遊びのことだけ考えればよいわけです。
「わたしは不幸だ」と悲観的に考えている方、まずは深呼吸して呼吸の一つ一つだけを感じてみませんか。