2019/04/08 新年度を迎えて
4月1日、新しい元号の発表に明るい未来を期待するとともに、出典や漢字の意味、発音の仕方など連日ニュースがにぎわっています。
園に関係することと言えば、入園式は平成31年度、卒園式は令和元年度になり、役所関係の書類はすべて5月から元号が変わるぐらいでしょうか。
ちなみに娘が通う中学校では「令和元年度入学式」とフライングしていましたが。
元号など不要だと訴える知識人もいるようですが、面倒だからやめようとか、世界中で日本だけだとか、今一つ納得できない理由です。
諸外国の幼児教育を耳にしたり、実際見に行ったりしますが、確かに幼児教育先進国の内容は素晴らしいと痛感します。反面、日本の幼児教育の良さを改めて確認することも多々あります。
面倒でも幼児教育を丁寧に行うことは世界中どこの国でも共通した認識でしょうが、全世界が全く同じ教育をすることには意味がないように感じます。
あの東日本大震災で秩序を失わず行動した日本人を世界は褒め称えました。サッカーワールドカップでゴミを拾うサポーターやロッカールームをきれいにして退出する選手たちは称賛されました。
それらの行動は日本の教育によってなせる業だと思います。
日本人らしさと世界で暮らす能力のバランスが問われています。