2018/01/29 英語教育を考える
東京オリンピックの年に改訂施行される小学校学習要領には、新たに高学年では外国語(英語)が教科化され、中学年では外国語活動として取り入られます。
正直私はつい数年前まで幼児期に英語はいらないと考える一人でした。
しかし現実はそうはいかない状況を迎えています。
小学校の外国語教科化だけでなく、大学受験での英語重視傾向(外部検定で評価する大学の急増)、大手企業のみならず地方企業のグローバル化がここ数年で加速度的に進んでいます。
少子化は国内消費を落ち込ませ、国外へ販路を見出さなければならないことは素人でもわかる道理です。
今の幼児が大人になる頃には人生90年~100年。80歳まで働かなくてはならないという予測まで出ています。
持続可能なスキルが求められる中で、英語を話すことは特別なことではないのかもしれません。
昨年から少し英語教育に力を入れています。今年はさらにステップアップします。目標は卒園までに簡単な会話ができるようになることです。
園の教育理念、建学の精神は変えません。日本人としてのアイデンティティを保持しながらどこまで現場で落とし込めるか、職員一同で知恵を絞りながら取り組みます。