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園長日誌

新型コロナウイルスの話題ばかりで、「コロナ疲れ」などという言葉まで生まれました。先々のことを考えると心配ばかりです。
私自身も行事の変更や感染防止対策でコロナ疲れしている一人です。
しかしながら、今日という日を数年後に振り返ったとき、「2020年が新しい時代の始まりでした」なんてこともあるかもしれません。
ICTを活用した新しい働き方や学び方、余暇の過ごし方が大きく変化しています。

コロナ騒ぎの前からインターネットを使った仕事はありますが、これからはもっと需要が高まり、基幹産業としてさらに飛躍することでしょう。
その一つにYouTuberという仕事があります。仕事なのかどうか年配の方からすると遊んでいるだけじゃないかと言われそうですが、今や子どもたちの将来なりたい職業ランキングで一番になることもある人気の職業です。

ではYouTuberになるにはどうしたらよいでしょうか。
以下まとめてみました。

■適性 表現することが好きな人。人を大切に考えられる人。面白いことが大好きな人。
■能力 技術より感覚。
■資格 必要なし
■必要なもの スマートホン(専用マイク・風防アクセサリー・動画編集アプリ)
■仕事内容 動画を撮影し、YouTubeにアップロードする。知名度が上がると企業タイアップも可能になる。
■メリット たくさんの人に自分の動画を見てもらえる。好きなことでお金を稼げる。働く時間や場所を自由に決めやすい。
■現状 YouTuberと呼ばれる人の数は右肩上がり。YouTuberとして「成功できる人」と「成功できない人」の二極化。副業として活動する人が増加。
■デメリット 動画の制作は手間も時間もかかる。(コンスタントに動画を投稿する。見やすい楽しい動画にするための編集。海外の人に動画を見てもらう工夫。)稼げるYouTuberはわずかな人だけ(1回0.1円 月100万回でも10万円)。
コンテンツを発信するという責任(コンプライアンスなど)。

さて、YouTuberになるために幼児期に育みたい資質・能力はなんでしょうか。自己表現する力・感謝や思いやり・素直な心・他文化への関心といったところでしょうか。
これって園で取り組んでいることそのものなんです。
YouTuberに限らず、幼児期に育みたい資質・能力はすべての職業につながります。

ダーウィンは「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できるものである。」と言われました。
時代の大きな転換を迎えるにあたって、柔軟性のある変化に強い大人になれるよう育みたいものです。

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