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園長日誌

2019/12/10 ごっこ遊び

毎年恒例の全園児ごっこ遊びを実施しました。
ごっこ遊びは園児の情報収集力、発想力、計画力、創造力、創意工夫を主体的、対話的に育む最高の遊びです。
年長児にもなると話し合いから制作、当日のやり方まで、子どもたち自身で考え話しあい活動します。

さて、遊びとは何でしょうか。
園には他にもたくさん行事があり、「遊び」とはかけ離れた行事も存在します。
その一つがお遊戯会です。
リリックホールという立派な会場を借りて行うのですが、立派すぎて子どもたちが主体性をもっておこなうというわけにはいかないのが現状です。
大きな会場ですからある程度、「見栄え」を気にしなければなりません。衣裳もそうですし、踊りの隊形や音響を考慮するとなると子どもたちでは難しいのです。
毎年、続けるか取りやめるか悩み続けているのですが、園児も保護者もあの会場に立つことを「楽しみ」にしているのでなかなか思い切りがつきません。

そんなとき、遊びとは?という問いに改めて向き合いました。
遊びとは楽しいことなのです。楽しくない遊びは遊びでないのです。
お遊戯会は主体性が育まれるとは言い難いですが、楽しく踊ったり歌ったりすることは遊びに繋がるのです。
人生の大切なことはほぼ幼児期に経験すると言われますが、一番大切な楽しいという気持ちをこれからも大事に取り組みたいと思います。

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